レミマゾラムを用いた麻酔後の制吐薬使用頻度と疼痛:単施設プロポフォール対照探索的オープンランダム化臨床試験

書誌事項

タイトル別名
  • Frequency of antiemetic use and pain after anesthesia with remimazolam:An exploratory, randomized, open, propofol-controlled, single-centre clinical trial
公開日
2024-11-15
DOI
  • 10.2199/jjsca.44.590
公開者
日本臨床麻酔学会

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説明

<p>【目的】レミマゾラムを用いた全身麻酔からの覚醒後の制吐薬の使用頻度と疼痛について調査すること.【方法】レミマゾラムを用いた全身麻酔からの覚醒後の記憶保持を主要評価項目として検討したランダム化比較試験の副次的評価項目のデータを用いた.対象は乳房手術を受ける患者で,全身麻酔としてプロポフォール(対照群)とレミマゾラムを投与する群に無作為に割り付けられた.手術直後および病棟に戻ってから手術後24時間までの制吐薬の使用量を調査した.また,病棟に戻ってから手術後24時間までに投与された鎮痛薬の量,患者の術直後の疼痛NRS値,病棟に戻ってから手術後24時間の疼痛NRS値も検討した.【結果】全66例(プロポフォール群32例,レミマゾラム群34例)で評価した.手術直後の制吐薬使用量は両群で同等であった(p=0.43).患者が病棟に戻ってから手術後24時間までの制吐薬使用量は,プロポフォール群よりレミマゾラム群の方が有意に多かった(p=0.03).病棟に戻ってから手術後24時間までの鎮痛薬投与率(p=0.67),術直後の疼痛NRS値(p=0.74),病棟に戻ってから手術後24時間の疼痛NRS値(p=0.88)は両群で同等であった.レミマゾラム群では10例にフルマゼニルが投与された.レミマゾラム群での制吐薬の使用またはNRS値は,フルマゼニルの有無にかかわらず同程度であった.【結論】レミマゾラムの制吐薬の使用頻度を抑制する効果はプロポフォールより有意に低かった.疼痛に対する効果は両麻酔薬で同様であった.</p>

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参考文献 (21)*注記

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