農山漁村再生可能エネルギー法に基づく基本計画策定時の協議会における合意形成プロセス

DOI
  • 長澤 康弘
    東京工業大学大学院 総合理工学研究科 環境理工学創造専攻
  • 錦澤 滋雄
    東京工業大学 環境・社会理工学院 融合理工学系
  • 村山 武彦
    東京工業大学 環境・社会理工学院 融合理工学系
  • 長岡 篤
    東京工業大学 環境・社会理工学院 融合理工学系

書誌事項

タイトル別名
  • Consensus building of the consultation process to develop the basic plan under the Renewable Energy in Rural Village Act

抄録

<p><tt>本研究では,農山漁村再生可能エネルギー法に基づく基本計画とその策定過程における協議会を対象に,地域便益と環境面に関する規定と議事録内容を整理し,選定した対象事例の合意形成プロセスを分析した。分析にあたっては,協議会議事録の論点整理に基づく内容分析と,テキストマイニングによる分析を併用した。その結果,基本計画の記載内容は,環境面より地域便益の具体施策を記載する自治体が多いこと,協議会では,序盤にまず事業によるメリットを共有して事業推進の方向を確認した上で,中盤では環境面の課題や懸念事項を抽出し対策を検討,終盤において今後,検討していくべき事項を確認する方向で合意形成が図られたことが明らかになった。</tt></p>

収録刊行物

  • 環境情報科学論文集

    環境情報科学論文集 ceis34 (0), 25-30, 2020-12-07

    一般社団法人 環境情報科学センター

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1391130851450171264
  • NII論文ID
    130007951706
  • DOI
    10.11492/ceispapers.ceis34.0_25
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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