デカブロモジフェニルエーテルの焼却試験による分解率および分解副生成物の評価

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タイトル別名
  • Evaluation of Decomposition Rate and By-products by Incineration Test of Decabromodiphenyl Ether

抄録

<p>臭素系難燃剤等として使用されているデカブロモジフェニルエーテル(BDE-209)は国内および国際的に規制されているが、過去の製品等として残存しており,分解処理が必要とされている。しかし、現在BDE-209の焼却処理に関する研究は十分な知見が蓄積されていない。 本研究では、制御炉により新たに別条件として高温度域(900℃, 950℃)での焼却試験を行い、GC-MSによるBDE-209の分析方法を用いて、各試料のDEおよびDREの値やPBDE/Fsおよび臭素系芳香族化合物を含めた分解副生成物を評価した。現状得られているBDE-209の焼却試験結果を統合・整理したところ、温度条件が高温になるほど、また滞留時間が長くなるほど分解率が高くなる傾向が見られた。また、制御炉系試験の多くの試料でPBDEs, Octa-BDF, ヘキサブロモベンゼンが同定された。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1391975276380181376
  • NII論文ID
    130007947992
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.31.0_267
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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