透過スクリーン側面からの深度情報を用いた両面タッチパネル化システム

  • 小山 雄大
    東京工科大学コンピュータサイエンス学部
  • 井上 亮文
    東京工科大学コンピュータサイエンス学部
  • 星 徹
    東京工科大学コンピュータサイエンス学部

書誌事項

タイトル別名
  • Double-sided Touch Sensing System Based on Depth Data from the Lateral Aspect

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説明

透過スクリーンを挟み複数のユーザが向き合うことで,対面状態での協調作業が支援できる.扱いやすいタッチ操作を実装することで,作業の効率化が期待できるが,大型の両面タッチパネルを実現するには,高いコストを必要とする.そこで本研究では,様々なサイズの透過スクリーンを安価かつ容易に両面タッチパネル化するシステムを提案する.本システムでは,透過スクリーン側面に設置した深度センサ 1 台のみを用いてスクリーン両面に接近する物体を個別に検出する.検出した物体の位置から取得した三次元座標をスクリーン正面から見た二次元座標に変換し,タッチ座標を算出する.本稿では,プロトタイプシステムを実装し,得られたタッチ座標の精度を評価する.また,本システムを用いた協調作業向けアプリケーションを検討した.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1570291227905800320
  • NII論文ID
    110009676936
  • NII書誌ID
    AA12049625
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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