マルチグレイン並列処理を利用したソフトウェア制御キャッシュの開発
書誌事項
- タイトル別名
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- Software Controled Cache for Multi-grain Parallel Processing
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説明
マルチグレイン並列処理は、プログラムのもつ並列性を効果的に利用することのできる並列処理手法として提案されている。このマルチグレイン並列処理は様々なアーキテクチャ上で実現可能であるが、その性能を最大限に引き出すためには、専用のアーキテクチャを用いるのが望ましい。本稿では、マルチグレイン自動並列化コンパイラをターゲットとしたマルチプロセッサASCA (Advanced Scheduling oriented Computer Architecture)の構成要素プロセッサに内蔵する新しい方式のキャッシュについて提案し、性能の予備調査を行なった。その結果、ある例では従来のキャッシュに比べ約21%性能が向上することを確認できた。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. FTS, フォールトトレラントシステム
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電子情報通信学会技術研究報告. FTS, フォールトトレラントシステム 98 (27), 117-124, 1998-04-24
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1570572702399308160
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- NII論文ID
- 110003194129
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- NII書誌ID
- AN10012998
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles