地球シミュレータ用性能評価システムの開発
書誌事項
- タイトル別名
-
- Development of Performance Estimation System for the Earth Simulator
この論文をさがす
抄録
地球シミュレータは, 640台の計算ノードをクロスバネットワークで結合した分散メモリ型並列計算機である。それぞれの計算ノードは, 16GBの主記憶装置を8個のベクトルプロセッサで共有しており, 全体のピーク性能は40 Tflop/s, 主記憶容量は10TBである。地球シミュレータによるプログラムの実効性能を推定するため, 地球シミュレータとそれに類似の計算機の動作をシミュレートできるソフトウェアシミュレータ(GSSS)を開発した。いくつかの基本的なDOループ群をSX-4の単体プロセッサで実行した場合の処理時間について, 実測時間とGSSSによる推定時間を比較した結果, 平均で約1%の相対誤差が得られた。また, 地球シミュレータの単体プロセッサによるDOループ群の実効速度を推定した結果, 平均で4.18 Gflop/sが得られた。
収録刊行物
-
- 情報処理学会研究報告. ARC,計算機アーキテクチャ研究会報告
-
情報処理学会研究報告. ARC,計算機アーキテクチャ研究会報告 132 55-60, 1999-03-04
一般社団法人情報処理学会
- Tweet
詳細情報
-
- CRID
- 1571417127040063616
-
- NII論文ID
- 110002774739
-
- NII書誌ID
- AN10096105
-
- ISSN
- 09196072
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles