低コストハードウェア分散共有メモリ

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タイトル別名
  • Low Cost Hardware Distributed Shared Memory

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抄録

並列/分散システムにおいて汎用性を維持し、容易なプログラミング環境を提供するためには分散共有メモリが必須である。その際、遠隔データアクセスのレイテンシを小さくするためにキャッシュを行なうことが有効である。プロトコル制御をハードウェアで実現することにより、キャッシュのコンシステンシ管理に付随するオーバーヘッドを削減することが可能である。本稿では効率の良いコヒーレンス制御とスケーラプルなディレクトリを備えた分散共有メモリを、タグ情報のための特別なSRAMチップを使用せず、メモリコントローラに簡単な回路を付加することによって低コストで実現する方式を提案する。更に並列計算機プロトタイプお茶の水5号に本機構を実装した。

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参考文献 (11)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1571417127040311424
  • NII論文ID
    110002775157
  • NII書誌ID
    AN10096105
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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