画像の類似検索におけるマルチベクトル特徴空間方式とEarth Mover's Distance方式の比較(セッション4 : 情報検索)
書誌事項
- タイトル別名
-
- Comparison Between Multi-Vector Feature Space Method and Earth Mover's Distance Method In Similarity Searches of Images
この論文をさがす
説明
画像の類似検索における代表的な距離である二次形式距離では、似ていない画像が似たものと判定される場合がある。この問題を解決するために,擬ユークリッド空間と斜交基底に基づくマルチベクトル特徴空間方式(MVPO)をすでに提案している。この方式では、画像を複数のベクトルが表す言わば立体で表現する。各ベクトルは画像の個々の特徴に対応する。立体間の距離としてはすでにD距離を提案している。類似した代表的な方式にEarth Mover's Distance(EMD)があり、二次形式距離を含めた他の方式より実験的に精度がよいと言われている。このEMDがMVPOにおける距離として定式化できることを示し、二次形式距離よりも優れている1つの根拠を示す。またD距離との違いを述べる。
収録刊行物
-
- 情報処理学会研究報告. 情報学基礎研究会報告
-
情報処理学会研究報告. 情報学基礎研究会報告 2004 (45), 83-90, 2004-05-13
一般社団法人情報処理学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1573105977028623616
-
- NII論文ID
- 110002911530
-
- NII書誌ID
- AN10114171
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles