日英語間の無生物主語の扱いについて
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- 神野 雅代
- 四天王寺国際仏教大学言語文化部
書誌事項
- タイトル別名
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- Inanimate Subjects between English and Japanese
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説明
英語の無生物主語を日本語に翻訳する場合、英語の主語を日本語において主語として直訳すると不自然になることがあるので、主語名詞を副詞的要素に変換する場合がある。無生物主語構文の扱いは、機械翻訳において自然な翻訳を実現する際の問題の1つになっている。したがって、日本語の無生物主語構文を包括的に捉えて構文の変換規則に反映させることが重要な課題となる。本稿では、素性を導入して分析することによって、英語の主語が日本語において主語に対応する場合の構文成立の仕組みを明らかにする。ここで明らかにした仕組みによって、変換規則をある程度パターン化することができる。
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. NL,自然言語処理研究会報告
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情報処理学会研究報告. NL,自然言語処理研究会報告 115 15-20, 1996-09-12
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573387452013078400
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- NII論文ID
- 110002934957
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- NII書誌ID
- AN10115061
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles