介護職員の腰痛とストレス,そして信頼感の関連性
書誌事項
- タイトル別名
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- The relationship among lumbago, stress and reliability in care workers
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抄録
介護福祉サービスに対する社会的要請の高まりにより,専門職としての介護職員の果たす役割はますます重要なものとなっている.さまざまな原因により,健康問題としての腰痛をもつ介護職員について,腰痛と心理的要因の関連性を実証的に検討した.その結果,腰痛は,ストレス反応としての「怒り」「疲労感」,そして「循環器系の不調」の高さ,ならびに,信頼感としての「対自的信頼」と「対他的信頼」の低さが関連していた.この関連性は,一方向的なものではなく,相互に関連していることが明らかになった.腰痛のある職員は,介護労働の項目のなかで「排泄」と「意思の疎通」が「非常に大変である」と感じている人が多かった.このように,腰痛は単に職員自身の健康問題というだけでなく,介護場面での利用者とのかかわりに心理的影響を及ぼし,また,利用者とのかかわりを含めた心理的な要因が腰痛を引き起こす重要な要因であると考えられた.
収録刊行物
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- 介護福祉学
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介護福祉学 12 (1), 118-125, 2005-10-01
日本介護福祉学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573668927646259456
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- NII論文ID
- 110009564556
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- NII書誌ID
- AA11428140
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- ISSN
- 13408178
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles