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東京湾におけるあなご筒の改良

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  • 水抜き穴の大きさ・位置・数の検討

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1)市場価値の低い「メソ」マアナゴの混獲を防止するため、アナゴ筒漁具の水抜き穴の大きさ・位置・数を変えた筒を用いた試験操業を行い、逃避率と漁獲サイズを比較した。2)試験操業1では、水抜き穴が直径13mmだけの場合は、個数を変えても逃避率は低い傾向が見られた。しかし、穴径16mmだけでは逃避率は高い傾向が見られ、逃避率は穴径16mmを用いることで飛躍的に高まった。このことから、資源管理を優先するならば、穴径16mmが有効であることが示された。3)試験操業2、3でも、穴径16mmを使用した場合は、使用しない場合と比較して逃避率は高い傾向があった。4)水抜き穴の大きさと個数を変えない場合には、その位置を筒の下部や横部に配置することで、逃避率が高くなる傾向が見られた。5)このことから、漁獲の減少が伴う水抜き穴の拡大を推奨するだけでなく、現在の穴の大きさを維持しつつも、穴の位置に配慮することで逃避率が高まる可能性が示唆された。6)マアナゴの資源管理を現実的に進めるうえでは水抜き穴の拡大や位置の配慮を行うとともに、メソアナゴの再放流や東京内湾全体での広域的な取り組みが必要であると考えられる。

identifier:701790

identifier:ZZ20007529

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