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放牧草地における植物現存量の変動は年・月・草種・放牧圧・施肥量によってどのように説明できるか

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  • フィールド研究への分散分析の利用

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抄録

1973年造成の草地試験場放牧草地(栃木県)において、1.1974年春から1981年秋まで「2水準の放牧強度の違いが草地生態系に与える影響」、2.1982年春から1989年秋まで「2水準の窒素施肥量の違いが草地生態系に与える影響」の研究が行われた。これらの実験は統計的な実験計画法に基づいたものではないが、次の4要因を含む一回実施の実験として分散分析で取り扱うことができた。年次を変量模型、季節、植物種、処理(放牧強度または施肥量)を母数模型と考えた。これら4因子の交互作用を誤差とし、分散成分を計算して、ランダムに選んだ1年だけで実験が行われたと仮定した場合の分散の期待値を計算し、上記4因子の主効果、2因子交互作用、3因子交互作用、誤差の変動が全変動に占める割合から、植物現存量の変動にどの要因が大きな寄与を与えたかを明らかにした。これら2つの実験は、植物種、年次、処理の主効果および2因子交互作用が植物現存量の変動に大きな寄与をもつことを示した。

identifier:701039

identifier:ZZ00014871

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