CiNii Researchの本公開について

バイオエコシステムを活用した環境再生技法の現状と将来

この論文をさがす

抄録

バイオエコシステムを活用した環境再生技法の現状と将来。バイオ・エコエンジニアリングの環境浄化技術の特徴と意義。環境の世紀といわれる21世紀においては、20世紀までの社会における対費用効果の観点から大きな負のポテンシャルを有していた非循環型の水系、物質系の処理技術をクロスメディアの観点に立った環境低負荷資源循環型の環境浄化技術に変換するパラダイムシフト化が重要な位置づけにある。それは、内海、内湾、湖沼の富栄養化、地球温暖化、地下水・土壌汚染等の環境問題が水圏、地下水・土壌圏、大気圏のメディアで独立して起こるのではなく相互に密接にかかわりあうクロスメディアで起こるからである。このようなクロスメディアを考慮した環境浄化対策を導入して、有機物、微量汚染物質、窒素・リン等を適正に除去できれば、(1)有毒赤潮や青酸カリよりも強力な毒素ミクロキスチンを産成する有毒アオコの異常発生防止による富栄養化対策にも、(2)生物学的硝化脱窒反応の効率化による、硝化過程およびC/N比のバランス悪化における脱窒過程で発生する温室効果ガスのN2O等の発生抑制等の地球温暖化対策にも、(3)乳幼児のpH低下の適正になされない胃での硝酸還元物質に由来する反応による酸素運搬機能を有さないメトヘモグロビン血症防止の地下水の硝酸汚染対策にも、また、(4)枯渇化リンの吸着法等による資源循環対策にも対応が可能となる。ここでは、クロスメディア型の環境低負荷資源循環技術の基本となる環境微生物の係わりと、21世紀の環境の世紀において必要とされる環境方策のあり方を述べることとする。

identifier:771223

identifier:ZZ00013955

収録刊行物

被引用文献 (0)

もっと見る

参考文献 (0)

もっと見る

関連論文

もっと見る

関連研究データ

もっと見る

関連図書・雑誌

もっと見る

関連博士論文

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

関連その他成果物

もっと見る

詳細情報

ページトップへ