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土壌水分のダイズシストセンチュウの寄生性に及ぼす影響(1)

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  • 大豆に対する線虫の影響

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抄録

1. ダイズシストセンチュウの大豆への影響は水分の多い区ほど大きく,分枝の始まる直前から明らかになり,それは主茎におけるよりも分枝において著しく,節間のつまった分枝の発達の悪い生育を示した。2. 葉面積に対する影響も水分の多い区ほど大きく,葉面積の減少は分枝の発生,伸長に関連するため,着莢の場所である総節数を著しくそこねた。3. 中間区,乾燥区においては接種による生育不良を後期に回復する傾向を示した。4. 接種区においては開花がおそくまで続き,早期の開発割合が少なく開花から成熟までの期間の短縮をもたらし,1粒重においても影響がみられた。5. 第1世代線虫の寄生は,各齢期とも土壌水分の多い区ほど多く,齢別構成では水分の多い区ほど2齢幼虫の割合が多く,3齢以上の各齢は水分の少ない区ほど多かった。6. めすの割合は成虫,4齢幼虫ともに中間区が最も多く,乾燥区がこれに次ぎ,湿潤区では最も低かった。7. 収穫後の土中シスト密度は乾燥区が少なかった以外は有意差が認められず,第1世代の寄生数,成熟率,めすおす比,蔵卵数によって影響され,また,収穫後の土中密度は一定水準に近づく傾向があるために処理間の差は不明瞭化されるものと考えられる。

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identifier:ZZ00019913

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