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茨城県小貝川沖積低地の水分系列上の水田土壌断面の特徴と分類

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抄録

type:論文

茨城県つくばみらい市の水田土壌3断面について,断面形態,理化学的性質,土壌分類を検討した。3土壌断面は関東平野中部における沖積低地の代表的な地形系列上に位置し,自然堤防近くのA断面では集積層の発達しつつある褐色低地土が認められ,中間部のB断面では水田化作用が進みつつある灰色低地土,台地縁近くのC断面は地下水の影響を受けたグライ化灰色低地土が認められた。A,B両断面とも灌漑水湿性の特徴である鉄集積層の発達が認められたが,分類上の識別層位の必要条件である「遊離鉄が作土の2倍」には達しておらず,地下水系列の褐色低地土,灰色低地土から灌漑水湿性の人工的な土壌への移行段階にあると考えられた。また,日本の統一的土壌分類体系第二次案,包括土壌分類第1次試案,World Reference Base for Soil Resources 2006などの「表面水湿性特徴」で採用されている「構造面・孔隙面の灰色化」については,出現割合についての明確な規定がなく,判断に個人差が出てくる可能性があるため,定義のさらなる定量化の必要性が示された。

identifier:873139

identifier:ZZ00017044

収録刊行物

  • ペドロジスト

    ペドロジスト 58 (1), 17-29, 2014-06

    ペドロジスト編集部

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