【2022年1月締切】CiNii ArticlesへのCiNii Researchへの統合に伴う機関認証の移行確認について

【1/6更新】2022年4月1日からのCiNii ArticlesのCiNii Researchへの統合について

マイコトキシン試験法: 一斉分析からメタボロミクスヘ

この論文をさがす

抄録

type:総説

かび毒は,かびが産生する有害物質であり,種々の農作物を汚染する。最近開始された欧州プロジェクト“MyToolBox”を含むいくつかの研究プロジェクトが,かび毒制御のため,収穫前ならびに収穫後の効率的なモニタリング法を結びつける統合的なアプローチをめざしている。後者は食品安全を消費者に提供しかび毒低減の効果を見積もるのに必須である。分析化学,特に質量分析計は非常な速さで進化している。従来は単一のかび毒が測定されていたが,より包括的な情報が得られる一斉分析が主流となりつつある。LC-MS/MSによる多成分解析はその一例であり,われわれは,かび・微生物・植物が産生する380個の代謝物の一斉分析を実現した。のみならず,LC-MSに基づいたスクリーニング法は,新規のかび毒付加化合物,いわゆる“マスクされた”かび毒の発見に威力を発揮する。メタボロミクスは,omics分野として近年出現したものであるが,数百・数千の代謝物を存在濃度によらず同時解析できる可能性を秘めている。やり方は,生物もしくは食品検体に,標識:非標識の前駆体の等量混合物を加え,標識特異的なパターンを検出する。検出は新開発のソフトウェア“MetExtract”で自動的に行われ信頼性が高い。予備試験において,Fusariumかび毒デオキシニバレノールの植物による新規変換物質を同定した。

identifier:910639

identifier:ZZ20534358

収録刊行物

  • JSM mycotoxins

    JSM mycotoxins 67 (1), 11-16, 2017-01

    日本マイコトキシン学会

被引用文献 (0)*注記

もっと見る

参考文献 (0)*注記

もっと見る

関連論文

もっと見る

関連研究データ

もっと見る

関連図書・雑誌

もっと見る

関連博士論文

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

関連その他成果物

もっと見る

詳細情報

ページトップへ