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ドミニカ共和国におけるコショウ疫病の発生と防除

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抄録

type:論文

ドミニカ共和国では,1984年からコショウの展示栽培がシェラ・プリエタ展示農場において本格的に始まった。そして,このコショウ栽培を小規模農家に定着させ,彼らの所得向上と経営の安定化を目指して,日本国の技術協力の基に1987年7月7日から「ドミニカ共和国胡椒開発計画」の研究開発事業が展開された。しかし,この事業が始まって間もない1988年から,さきの展示栽培のコショウに黄化,萎凋,枯死する株が発生し始め,その病勢進展は非常に激しかった。著者らの一人松田は1990年2月からJICA派遣作物保護専門家としてこれら枯死株の原因究明と対策の開発に関する調査・研究を主体にコショウの農家への定着を目指して1997年7月9日までこの事業に参加した。この期間,コショウ栽培上重要な病害虫を確定し,それら病害虫の耕種的防除法を見いだすべく,試験を企画,実施しながら,展示農場および試作農家のコショウの病害虫の発生状況をほぼ月に1回ずつ巡回調査した。この結果,原因不明の病害はPhytophthora capsiciと自生するコショウ科植物の疫病と関連する未同定のPhytophthora sp.による疫病であること,この疫病はコショウの安定栽培の鍵を握る極めて重要な病害であることが明らかになった。そこで,コショウ園の立地条件および栽培法と疫病発生との関係,薬剤防除法について試験と実態調査を進め,疫病発生の早期発見のためのマクロ気象の把握方法,作物保護の立場からみた畑の選定方法,健全な苗の育成法,支柱木の種類,畝の作り方,栽植間隔ならびにメタラキシル剤の効果的な使用法の一端を明らかにすることができた。ここに,これら結果の概要を記載する。

identifier:931189

identifier:ZZ00012077

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