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Institutionalization of Common Normative Values and Economics of Limited Cognition in Search for a Middle Ground between Economics and Sociology: Theories of Veblen, Adam Smith, Bourdieu, and Parsons1) - The Multidisciplinary Decision Science Symposium Paper -

書誌事項

タイトル別名
  • 共有規範価値の制度化と限定合理性・限定認知力の双方に基づく経済学と社会学の中間領域の模索:ヴェブレン,アダム・スミス,ブルデュー,パーソンズの理論が共有する要素―多分野統合的意思決定科学シンポジウム公開論文―

抄録

本論は,経済学及び社会学における最も重要な制度理論,即ちヴェブレンの有閑階級理論,アダム・スミスの道徳情操論,ブルデューのハビタス理論,パーソンズの社会システム理論を詳細に検討し,それらの理論が,(1)個人の動機構造における社会的文化的共通規範価値の内部化或いは制度化と,(2)社会的文化的価値規範と個人の選好或いは欲求傾向との相互関係の進化の説明原理を,何処に求めているのかを明確にし,経済学が強調する主意的個人主義の合理性と社会学が論じる社会的裁定下での共通規範価値志向の両者を保持する中間領域が存在することを,財の社会的価値を特定化する一つの有効な理論を提供することによって示すものである.これらの制度化理論は,帰結として,個人の選択は社会的表現の一環であり,この表現における合理性は何らかの形でライフスタイルと階級上昇志向によって特徴づけられる社会的空間に根ざしたものであるとする見解を共有する.本論は,財に見出される社会的価値は,階級上昇志向・階級下降回避志向を表わす実質的反応関数と階級毎の財の評判を示す指数の合成によって決まるとする理論を提供する.また,本論は,このような社会的規範に基づく内生的選好形成を限定合理性・限定認知力に関係づけ,階級上昇志向を軸とする経済社会的ゲームにおける戦略的補完性,均衡の多元性,乗数効果を論じ,社会が規範として認める階級上昇志向・階級下降回避志向に基づく内生的選好・気質の形成は社会の発展的進化の源泉であることを論じる.

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詳細情報

  • CRID
    1050282677683493760
  • ISSN
    1341-7827
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1648/00006330/
  • 本文言語コード
    en
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB
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