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子供の電話会話における終結部の分析 : 成人との比較から

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タイトル別名
  • An Analysis of Children's Telephone Goodbyes : From the Viewpoint of Difference between Children and Adults

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抄録

type:紀要論文

会話には、文化に固有の伝達様式があると考えられる。電話会話の終結部においても文化による異なりがあることが報告されている(Clark & French 1981、岡本1990、小野寺1992、藤原1998)。ところで、子供はこうした伝達様式を成人と同じように用いているのであろうか。本稿では、日本人の子供が電話会話において、どのようにして会話を終わらせているかを、 「電話会話の終結部を構成する機能単位」「電話会話の終結部構造の複雑さ」という観点から、成人の電話会話と比較し分析した。その結果、1)子供の電話会話の終結部では、人間関係の維持を配慮した「人間関係の再肯定」の機能単位が成人ほど使われていない、2)機能単位の出現頻度・種類・ターン数のいずれも成人より少なく終結部の構造が単純である、という特徴が明らかになった。

This paper examines how Japanese children close a telephone conversation. The closing sections of 17 children's telephone conversation and 16 adults' were compared for the difference in the elaborateness of their structure and the use of function units, which construct a closing section. The results demonstrate the following difference between two groups: 1. Children use fewer function units in reaffirmation of acquaintance than adults. 2. The structures of children's telephone goodbyes are not so elaborate as those of adults': with fewer frequencies and types of function units, fewer turns than adults'.

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