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クロダイ仔魚の遊泳に及ぼす餌密度の影響

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抄録

クロダイ仔魚の飼育条件下における摂餌行動と餌料密度との関係を明らかにするため,ふ化後14,16,21,22および26日の仔魚に生物餌料(シオミズツボワムシ,アルテミア幼生)を与え餌料密度と遊泳速度の変化を観察した。ふ化後14日目の仔魚は,餌料密度と遊泳速度の間に顕著な相関はみられなかった。ふ化後14日目を除く仔魚においては,給餌前の遊泳速度は速く,摂食直後は最も遅くなった。そして仔魚の摂取による餌料の減少に伴って4mm/sec.前後であった速度は次第に増加し,給餌前の10~12mm/sec.になった。また,14~21日目の仔魚にシオミズツボワムシを与えた場合,5個体/ml以上の密度では速度の変化はみられなかった。これらのことからクロダイ仔魚の遊泳速度と餌料密度は密接な関係を有し,餌料が不足した場合は遊泳速度の増加で索餌範囲を拡大していること,またある密度までは餌料の増加に伴い速度が遅くなると推察された。

identifier:271220

identifier:ZZ20005650

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