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アジア経済危機と食料消費支出

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  • マレーシアの事例

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抄録

1997年にタイ通貨不安を契機に発生したアジア経済危機によって、高度経済成長を遂げてきた東南アジア諸国は一転して深刻な経済不況に直面することとなった。この結果、東南アジア諸国の一般家計は、失業率の増加および実質的な所得減少(あるいは所得の伸び悩み)に直面することになった。それゆえに、アジア経済危機が東南アジア諸国における家計の消費支出行動に何らかの影響を及ぼしたと推察されるものの、統計データの制約もあってほとんど経済学的な議論は行われていない。そこで本稿では、マレーシアを一事例として取り上げ、アジア経済危機が家計の食料消費行動に及ぼした影響を計量分析を用いて明らかにすることを主たる目的とする。そのために、Podder and Binh(1994)によって提示されたエンゲルの支出弾力性の計測方法を用いることによって、アジア経済危機の前後で食料消費(外食を含む)の支出弾力性の値がどのように変化したかを検討する。なお本稿では、マレーシアの総人口の80%以上が居住している西マレーシア(マレー半島部)のみを分析対象とし、西マレーシアとは民族構成および経済構造が大きく異なる東マレーシア(ボルネオ島北部のサバ・サラワク両州)については言及しなかったことをお断りしておく。

identifier:672913

identifier:ZZ00014328

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