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可溶性HLA-Gは対外受精卵選別のマーカーとなりうるか

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抄録

これまで、体外受精卵の良否を正確に表わすマーカーを求めて多くの研究が行われてきた。2002年にFuzziらが一部の体外受精卵はその培養上清中に可溶性HLA-G(sHLA-G)を分泌すること、およびsHLA-Gを分泌しない卵は体内に戻しても着床しないことが報告された。それ以来今日まで、同様の論文が数多く報告されている。もしそれが真実であれば、sHLA-Gは非常に有用な指標となりうる。しかし、問題はその報告にはsHLA-Gを測定するための標準曲線が示されておらず、彼らの方法に従って標準曲線を作製したところ、感度が低く正しく定量されていない可能性があった。そこで我々は、2-6日培養した109個の体外受精卵についてその培養液中のsHLA-G測定を行った。その結果、我々の方法の方が感度が非常に高いにもかかわらず、全くsHLA-Gを検出することができなかった。sHLA-Gを検出したという他の多くの報告についても解析してみると、その標準曲線からは正確に定量できていない可能性がみられた。本稿においてはsHLA-Gの測定法の問題点について検討する。

identifier:760423

identifier:ZZ20020157

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