CiNii Researchの本公開について

Fusariumトリコテセン生合成に関する分子遺伝学的研究

書誌事項

タイトル別名
  • トリコテセン生合成遺伝子の発現制御メカニズムの理解にむけて

この論文をさがす

抄録

type:総説

トリコテセン生合成の制御メカニズムに関する知見を得るため,理研および名古屋大学においてFusarium graminearumの分子遺伝学的解析を行った。まず,F. graminearum細胞内で様々な転写レベルを発揮するAspergillus nidulans由来プロモーターを調製した。続いてこれらのプロモーターを用いてトリコテセン生合成遺伝子の発現に必須な転写因子Tri6pの局在を調べた。緑色蛍光タンパク(EGFP)とTri6内の推定核移行シグナル(NLS)とを融合しA. nidulans TEF1αプロモーター制御下で発現させるとEGFP蛍光が核において明確に確認されたことからNLSの機能性が示された。さらに,トリコテセン生産誘導に関しスクロースが誘導因子として働くことを見出した。このスクロースやトリコテセン生産制御パターンを変動させる低分子化合物の作用機序解析をもとにTri6発現の新しいモデルを構築している。これらのツールを用いたさらなる分子遺伝学的解析によりトリコテセン生合成制御メカニズムが明らかになることが期待される。

identifier:931883

identifier:ZZ20534358

収録刊行物

  • JSM mycotoxins

    JSM mycotoxins 70 (1), 1-5, 2020-01

    日本マイコトキシン学会

被引用文献 (0)

もっと見る

参考文献 (0)

もっと見る

関連論文

もっと見る

関連研究データ

もっと見る

関連図書・雑誌

もっと見る

関連博士論文

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

関連その他成果物

もっと見る

詳細情報

ページトップへ