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【翻訳】アルトゥーロ・マルティーニ「光と影」

書誌事項

タイトル別名
  • 【ホンヤク】アルトゥーロ マルティーニ 「ヒカリ ト カゲ」
  • 【Translation】Arturo Martini《Delle luci e delle ombre》

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抄録

type:text

彫刻家アルトゥーロ・マルティーニは、筆記録「光と影」において、音楽が編曲されたり、文芸作品が翻訳や現代語化されたりするのとは対照的に、造形芸術の場合は、修復よりも侵食の方が優先され、かりに修復される場合でもオリジナルに忠実になされることを指摘している。だが、マルティーニによると、それ自体のうちに光と影が描かれる絵画とは異なり、彫刻はその表面に光と影を固定することが不可能なので、絵画よりも不変性に欠けるという。この要因は、彫刻の立体性にある。だが、彫刻の表現を安定して留める方法がある。それは、彫刻を写真に写すことだが、言うまでもなく写真は一枚につき、彫刻の表現の一面しか切り取ることができない。つまり、立体であるがゆえに光と影によって安定することのない彫刻の表現が、マルティーニにとって最大の難題だったのである。

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