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就学前視覚障害児に対する歩行訓練 : 事例を通しての一考察

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抄録

type:Article

視覚障害児はその発達の多くの領域において遅れがみられるといわれている。この中でも歩行は運動発達を含め、乳幼児期の発達と深い関わりがあるとされている。このことから就学前段階から歩行指導を行なう意義が認められるが、乳幼児に対する歩行訓練は成人の視覚障害者に対する歩行訓練とは異なる方法やカリキュラムが必要となる。本研究では2名の就学前視覚障害児に対し歩行訓練が行われ、その様子を観察した。訓練にはAMDと呼ばれる幼児向けの歩行補助具が導入され、また、全盲の女児に対しては3歳3ヶ月時から白杖が導入された。訓練の結果、AMDは両名の視覚障害児に対して、歩行姿勢を改善し、音や触感によって歩行に対するモティベーションを高めることができた。また、白杖の導入については「子ども向け」の操作技術を導入することにより、子どもであっても使用は可能であった。この結果から、就学前段階での歩行訓練は有効であると考えられた。

収録刊行物

  • 発達人間学論叢

    発達人間学論叢 5 85-103, 2002-02-15

    大阪教育大学発達人間学講座

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