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カンキツの品質向上に関する研究(4)

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  • ethychlozate(ethyl‐5‐chloro‐1H‐3‐indazolyl acetate)がネーブルオレンジとイヨカンの果実品質に及ぼす影響

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抄録

ethychlozate(ethyl-5-chloro-1H-3-indazolyl acetate)の散布が大三島ネーブルオレンジと宮内イヨカンの着色,果実品質に及ぼす影響について明らかにするため,100ppm液と66ppm液を1980年9月3日(満開後100日)と9月29日(満開後126日)の2回散布した。散布後,果実を10月29日,11月19日,12月15日に採取し,着色度,色差計示度,Brix,滴定酸含量を調査した。また,12月15日に採取した果実を室温5℃,湿度85~90%の貯蔵庫に1981年3月13日まで入れ,貯蔵中の着色度,減量歩合,コハン症の発生程度を調査した。10月29日,12月15日,3月13日には,果汁中の糖,有機酸およびアミノ酸組成についても合わせて調査した。結果を要約すると以下のとおりである。(1) 大三島ネーブルオレンジの着色は,ethychlozateの100ppmと66ppm液の散布により促進された。色差計測定値のa値(赤味の程度)は,樹上,貯蔵中ともにやや高かった。また,ethychlozateの散布により,果汁中の糖度(Brix)は増加したが,滴定酸含量は影響されなかった。(2) ethychlozateの66ppmの散布により,宮内イヨカンの着色は促進され,色差計のa値は高くなった。また,66ppm液の散布により,果汁中の糖度(Brix)は高くなった。しかし,100ppm液の散布では,果実品質に影響しなかった。(3) 両品種とも,ethychlozateの散布により糖度(Brix)が増加した果実では,果汁中の果糖,ブドウ糖およびショ糖のいずれの含量も高くなった。果汁の滴定酸含量はクエン酸含量の多少に支配された。一方,果汁中の有機酸とアミノ酸の組成および含量とethychlozate散布との間には一定の傾向は認められなかった。

identifier:253195

identifier:ZZ00014384

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