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土地利用や堆肥・農薬投与、芳香族化合物添加の有無が異なる各種土壌におけるジオキシゲナーゼ遺伝子の多様性

書誌事項

タイトル別名
  • 有用遺伝子資源としての土壌の有効活用に向けて

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抄録

土壌DNAからPCR法やライブラリー法により遺伝子を取得する方法は、培養困難な微生物が大部分を占める土壌微生物からの産業上有用な遺伝子・遺伝子産物の取得法として有効である。この際に、土壌DNAの分離源として生成分類や利用形態、肥料や農薬の施用体系、人為的処理が異なる土壌を用いることが、より多様な有用遺伝子の取得につながるのではないかと予測し、本実験を実施した。堆肥連用土壌、TPN/γ-HCH/堆肥連用土壌、針葉樹林土壌(以上黒ボク土)ならびに果樹園土壌(褐色森林土)をそのまま、あるいはナフタレン・フルオレンを添加してインキュベートした。各土壌からDNAを抽出し、芳香環水酸化ジオキシゲナーゼ遺伝子を標的としたPCRを行い、PCR産物をT-RFLP解析に供する一方、ナフタレン・フルオレンを添加した針葉樹林土壌に由来するPCR産物をクローニング・シーケンスした。用いた土壌間でT-RFLPパターンが異なり、ナフタレン・フルオレンを添加した場合にはパターンの相違がより顕著になった。クローンのシーケンス、系統解析からも、多様なジオキシゲナーゼ遺伝子の取得が確認され、当初の予測の妥当性が示された。

identifier:763513

identifier:ZZ00016779

収録刊行物

  • 土と微生物

    土と微生物 62 (2), 114-120, 2008-10

    土壌微生物研究会

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