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家畜ふん堆肥化における窒素保持

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抄録

多くの資源を海外からの輸入に頼っているわが国では、リサイクルを促進して限られた資源を最大限有効活用することが重要である。近年、輸入肥料価格の高騰が重大な問題となっているが、リサイクル資源である家畜ふん堆肥にその代替を担うべく期待が高まっている。しかし、家畜ふん堆肥は化成肥料に比べると肥料成分濃度が低いことから同等の効果を得るためには大量の堆肥を投入しなければならず、多大な労力が必要であることから積極的な利用は敬遠されてきた。この問題を解決するために、近年、家畜ふん堆肥の肥料的な価値を高める研究が行われており、将来的には高付加価値化がなされる家畜ふん堆肥製造技術が確立されると考えられる。堆肥化過程において損失する肥料成分の中でとくに問題となるのが窒素である。というのも、リン等は通常の堆肥化ではほとんど減少せず堆肥中に残存するのに対し、窒素は容易にガス化して大気中に揮散するからである。後述するが、年間に発生する家畜排泄物中には非常に多くの窒素が含まれていることから、窒素損失をできる限り少なくすることで、多くの化石エネルギーを投入して工業生産される窒素を節約することができ、その結果、化石エネルギー使用に起因する環境変動の防止に貢献できる可能性がある。また、堆肥化から発生する窒素性ガスのほとんどは悪臭物質や温室効果ガスなどの環境負荷物質であり、抑制技術の開発はそれらのガスの直接的な環境汚染の防止にもつながる。本稿では家畜ふんの堆肥化過程において、窒素の損失抑制に焦点を当てた最近の研究成果のいくつかを紹介する。

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identifier:ZZ00014870

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