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ウシ胚の受胎率向上試験(4)

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タイトル別名
  • 超急速ガラス化保存液の検討

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抄録

type:論文

ウシ胚の凍結保存後の生存性を高めるため、超急速ガラス化保存における凍結保存溶液の組成について検討した。凍結保存液の耐凍剤組成にエチレングリコール(EG)とプロピレングリコール(PG)、EGとジメチルスルホキシド(DMSO)、および上記2種類の溶液に添加している子牛血清(FCS)の代わりに、ウシ血清アルブミン(BSA)を添加し、EGとPGを組み合わせ作成した3種類の凍結保存液について、胚の凍結・融解後の生存性について検討した。その結果は、以下のとおりであった。1.EGとPGを組み合わせ作成したガラス化凍結液において、体内受精胚10個を保存・融解した結果、すべての胚が生存し、ランクの低下もなかった。2.EGとDMSOを組み合わせ作成したガラス化凍結液において、体内受精胚10個を保存・融解した結果、1個の胚に変性死滅(DG)が認められ、ランクの低下が1個の胚に認められた。3.BSA添加のEGとPGを用いたガラス化凍結液において、体内受精胚10個を保存・融解した結果、1個の胚にDGが認められ、ランクの低下が1個の胚に認められた。4.EGとPGを用い保存した胚を331頭の受卵牛へ移植した結果、186頭が受胎し、受胎率は56.2%であった。いっぽう、EGとDMSOを用い保存した胚を327頭の受卵牛へ移植した結果、170頭が受胎し、受胎率は52.0%となりEGとPGを組み合わせ作成したガラス化凍結液で高い傾向を示した。以上の結果より、いずれの凍結液組成においても高い生存性が得られることが判明し、FCSの代わりにBSAを添加した組成においても、高い生存性が得られることが確認された。

identifier:800337

identifier:ZZ20031758

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