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土性や有機物含量による土壌クラスト強度の違いが転換畑でのダイズ出芽に及ぼす影響

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抄録

type:論文

転換畑での土壌クラストによる硬化がダイズの出芽に与える影響程度を解析し,堅密なクラストが生成する土壌要因について,粒径と土壌有機物含量の点から検討した。クラスト硬度計値が10mm(0.35MPa)以上でダイズの出芽率が60%を下回り,種子の発芽を妨げる土壌クラスト硬度計値は概ね10mm以上と考えられた。また粘土含量が0.20kg kg-1以上,シルト含量では0.30kg kg-1以上,砂含量では0.50kg kg-1未満になるとクラスト硬度計値が10mm以上となる土壌が多くみられたが,砂含量が0.5kg kg-1未満の土壌においても,強熱減量が0.13kg kg-1以上,全炭素含量0.06kg kg-1以上であるとクラスト硬度が全て10mm未満となった。強熱減量や全炭素含量の増加に伴うクラスト硬度の低下は,土壌有機物による団粒の安定化と,粗大有機物による粒子間の充填・結合を妨げる作用によるものと考えられ,粗大有機物を含めた土壌中の有機物含量を高めることで土壌クラストを軽減する可能性が示唆された。

identifier:833459

identifier:ZZ00015000

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