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マツバノタマバエの加害部位に関する一事例

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抄録

type:論文

マツバノタマバエはアカマツ,クロマツ,タイワンアカマツ等の針葉基部にゴールを形成し,葉を枯らしてしまう法定害虫の一つである。また,このタマバエによる被害は,九州から秋田県にかけての日本海側を中心に発生している。昭和39年に全国の被害面積は戦後最大の5万5千haとなったが,その後減少し,近年では6千ha程度で推移している。茨城県における林分単位の大被害は,水戸市小吹と旭村玉田の2例のみである。被害木が枯死することは稀だが,数年間激害が続くと,樹体が衰弱し,二次的に穿孔虫類の加害を受け,枯死することがある。雌成虫は,5月から7月の間にかけ,越冬していた林床から羽化し,針葉基部に産卵する。孵化した幼虫はゴールを形成し,その中で初冬まで生活する。その後幼虫は,林床に落下し,羽化に備える。加害部位は主に当年生の針葉となるため,被害は梢端部に集中する。林冠が閉鎖する一般の森林では,特に主軸梢端部の被害が顕著である。今回,庭園木的に植栽間隔を広くとり,林冠がつながらないように点在的に配されたクロマツの被害木を調査したところ,加害部位に方向性が見られたので報告する。

identifier:930959

identifier:ZZ00012077

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