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高橋是清の政治ならびに経済理念とその源

書誌事項

タイトル別名
  • タカハシ コレキヨ ノ セイジ ナラビニ ケイザイ リネン ト ソノ ミナモト
  • Takahashi Korekiyo no seiji narabini keizai rinen to sono minamoto

抄録

type:text

高橋是清(1854-1936)は時代に先んじた経済および政治思想を持つ,卓越した財政家であり政治家であった。高橋は蔵相を全部で7期務めたが,1931年12月に5期目の蔵相に就任するまでに,政府の使命(mission)を次のようなものとして理解していた。すなわち,国の経済成長を助け,国民の生活水準を引き上げる。事業主に労働者の生産性を高め,労働者と利益を共有するよう促すこと。国の政治ににおいて,国民がより大きな役割を担うよう奨励すること。財政,金融政策を景気後退時の経済成長の促進と景気過熱時のインフレ対策として使うこと。軍事支出を抑えること。陸海軍の文民統制を確立すること。アングロアメリカの枠組みの中で協調外交を展開すること。帝国構築と戦争はなく貿易を通して外国と競争すること。貿易競争相手でなくパートナーとなる強力な統一中国の建築を助けること。そして,経済成長を実現するために,中央の意思決定でなく市場情報に依存することである。このペーパーの目的は高橋が独学でどうようにしてこの思想を習得したかを検討することである。

故玉置紀夫教授追悼号

収録刊行物

  • 三田商学研究

    三田商学研究 48 (5), 83-90, 2005-12

    慶應義塾大学出版会

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