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麻酔下ネコの下唇と口蓋における反射性副交感神経作動性血管拡張に対する視床下部前部阻害(Anterior hypothalamic inhibition of reflex parasympathetic vasodilatation in the lower lip and palate of anaesthetized cats)

抄録

麻酔下迷走・交感神経切除ネコにおいて、舌神経(LN)の中央切断部の電気刺激による下唇と口蓋の副交感神経介在性反射性血管拡張に対する視床下部の修飾作用について報告した。視床下部前部を電気刺激すると、LN刺激による唇血流増加が減弱した。その最も大きな阻害効果は視床下部前部の脳質周囲から誘発されていた。GABAA受容体特異的アンタゴニストのピクロトキシンを前投与すると、視床下部前部刺激の阻害効果が減弱したことから、視床下部の阻害効果はGABA様効果によって発現することが示唆された。興奮性アミノ酸のL-ホモシステイン酸を視床下部前部に微量注入すると、LN刺激による唇血流増加が有意に阻害されたことから、視床下部前部の細胞体が阻害作用に応答していることが示唆された。これはネコの口・顔面の非迷走神経性副交感神経反射に対する視床下部前部による修飾に関する初めての報告である。

麻酔下迷走・交感神経切除ネコにおいて、舌神経(LN)の中央切断部の電気刺激による下唇と口蓋の副交感神経介在性反射性血管拡張に対する視床下部の修飾作用について報告した。視床下部前部を電気刺激すると、LN刺激による唇血流増加が減弱した。その最も大きな阻害効果は視床下部前部の脳質周囲から誘発されていた。GABAA受容体特異的アンタゴニストのピクロトキシンを前投与すると、視床下部前部刺激の阻害効果が減弱したことから、視床下部の阻害効果はGABA様効果によって発現することが示唆された。興奮性アミノ酸のL-ホモシステイン酸を視床下部前部に微量注入すると、LN刺激による唇血流増加が有意に阻害されたことから、視床下部前部の細胞体が阻害作用に応答していることが示唆された。これはネコの口・顔面の非迷走神経性副交感神経反射に対する視床下部前部による修飾に関する初めての報告である。

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詳細情報

  • CRID
    1050845763352226432
  • ISSN
    1880-5892
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1145/00006538/
  • 本文言語コード
    en
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB
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