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輸送時のマダイの血液性状,成分の変動

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抄録

マダイ輸送時にどの程度のストレス反応が起っているかを知るために,船舶活魚倉輸送と,トラックコンテナ輸送を行なった。船舶輸送の場合には,1×1×1mの生簀に魚を収容し18.5km/hで運行し,海水は船底からの流入流出にまかせた状態で行ない,コンテナ輸送の場合には,大型厚手ビニール袋に20 lの海水を入れ,これに酸素ガスを30秒間吹き込み,その後密閉し段ボール箱に収容しトラックに積み込み輸送した。輸送中,輸送後の適当な時間に魚を取り上げ,キュビエ氏管より採血し,ヘマトクリット値を測定し,分離した血清についてグルコースとナトリウム量をそれぞれ酵素法,原子吸光分析により測定した。船舶輸送の場合に,輸送直前に魚を収容した場合には顕著な血糖値増加が認められ,また,ヘマトクリット値,血清ナトリウム量増加が認められる場合もあった。しかし,24時間前に魚を収容しておくと顕著な血糖値上昇は認められなかった。このことは,“取り扱い”の影響が極めて大きいことを意味している。コンテナ輸送の場合には,収容時間の如何を問わず,顕著な血糖値増加が認められ,ヘマトクリット値は高溶存酸素の影響による低下が認められた。魚の輸送時に,ストレス反応が起っていることは明らかである。その反応の起り方は実験毎に異なり,輸送のような複合的なストレッサーの影響に対する反応は必ずしも一定でないと判断された。

identifier:283647

identifier:ZZ20005650

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