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トキの野生復帰を目指した自然再生シナリオの立案

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抄録

種の保存とランドスケープ-21世紀における自然と人との共生のあり方を考える。世界的に自然環境の劣化が進む中、生物多様性に関する条約の締結にも拘わらず、地球上の生物多様性は低下の一途を辿っている。その対応策として、野生生物の生息環境の保全とともに、絶滅種あるいは絶滅個体群の復元も有効な施策として位置づけられている。絶滅種あるいは個体群の復元は、これまでも世界各地で様々な種に対し実施されてきたが、その多くは成功にいたっていない。原因としては、復元する種の生物的脆弱さに起因する場合もあるが、生息地の保全や再生に関する適切な計画が欠如していることや、生息地の確保に影響を及ぼす企業、農業者、公的機関などステークホルダー間の軋轢により、円滑に進まなくなっているのが実態である。自然再生には、科学的な手法に基づく再生計画の立案が第一に不可欠であり、さらにそれを社会に定着させる手続きの確立が成功に導く大きな要素となっている。トキの野生復帰を推進する関連諸機関の組織横断的なネットワークが十分機能せず、トキを佐渡島に定着させるという最終ゴールに向けた具体的かつ統一的な生息環境の再生シナリオが自然科学的な手法に基づき描けていないことも一因にある。本稿では、佐渡島全域を視野に入れた自然再生シナリオの立案に向けた取り組みを紹介するとともに、その取り組みを成功に導く上で不可欠な関連機関との連携体制の構築、すなわちキャパシティ・ビルディングの重要性について述べる。

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