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除草の風土(35)

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  • 三重県松阪市東部の1ha規模大区画水田における除草剤の省力散布

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抄録

type:資料

平成に入っての大区画圃場整備事業と担い手集積により1ha規模の大区画水田が造成された。この大区画の1筆田には,元々の複数の地権者がいる。それぞれの地権者の田と田との間に畦畔はなく,「あぜ無し水田」である。地元では,これを割田(ワリダ)と呼ぶ。当初,1筆中の個々の田の耕作は,各々の耕作者によって行われていた。しかし,現在では一部にはこのような耕作が残っているが,多くの場合1筆全体の耕作が1経営体によって行われるようになり,作業効率が向上している。当地の大規模農家や農業法人での水稲除草剤の散布は,普通期栽培では省力散布の一発除草剤(粒剤)を田植え同時散布で行う所が多い。もちろん,ジャンボ剤を用いる所もある。早期栽培における除草剤散布は粒剤の田植え同時ではなく,田植え後2週間程を経過してからのジャンボ剤の散布で行うことが多い。それにより,中後期剤は不要となるのである。また,ジャンボ剤の散布は,粒剤の田植え同時散布で起きやすい薬害の回避策ともなっている。最近ジャンボ剤の種類によっては1ha規模大区画水田であっても,「本田に入らずに畦畔のみからの散布」が可能な拡散性の高い薬剤が確認されたことから,当地ではこの散布方法が普及している。1人で散布を行う時の散布時間は12分~15分/ha程度であり,何よりも湛水中を歩行しなくても良い点は,農家にとっては高い利点となっている。

identifier:926391

identifier:ZZ00015078

収録刊行物

  • 雑草研究

    雑草研究 63 (4), 117-118, 2018-12

    日本雑草防除研究会

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