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愛知県産水産物の産地価格の長期変動

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抄録

type:論文

愛知県の水産物の産地における位置づけを明らかにするために,主要水産物18品目の産地単価と漁獲量の長期変動傾向を調べた。各品目とも両者には逆位相がみられる期間が多く,また18品目の産地単価の平均値と漁獲量の平均値の間には負の関係がみられた。品目ごとに産地単価と漁獲量の関係を経年的にみたところ,すべての品目で連続した年代に負の関係が認められ,対数回帰のあてはまりが最もよい事例が多かった。カタクチイワシ,イカナゴ,しらす,たこ類は期間を通じて産地単価と漁獲量の間に一定の負の関係がみられ,その他の品目では年代によって2~4つの期間に負の関係がみられた。その他の品目のうち,あさり類以外は,最後の年代が漁獲量に対する単価が相対的に最も低かった。以上のように愛知県の水産物の産地単価は漁獲量の影響を最も強く受けていた。また,ほとんどの品目で近年は漁獲量に対する相対的な単価が最も低かったが,それには,養殖生産量の増加や社会経済的状況の変化など漁獲量以外の要因も影響していると考えられた。

identifier:931912

identifier:ZZ00013144

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