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日本人の社会意識に関する世論調査(Waseda-CASI&PAPI2007), 2007

メタデータ

公開日
2014-05-13

抄録

本調査は,早稲田大学21世紀COEプログラム「開かれた政治経済制度の構築」およびW-CASI研究会2007が,2007年6月16日から7月11日(第1波)と同年8月25日から9月17日(第2波)にかけて行った全国世論調査である。調査対象である男女20歳以上の有権者の態度・行動・意見について明らかにすることを目的としている。  具体的には,2007年7月に実施された参議院議員通常選挙における態度や行動,政治・政治制度・社会制度についてもっている意見,さらに経済状況や新しく生じつつあるさまざまな社会問題についてもっている見通し・評価などについて調査項目を設けている。  これらに加えて本調査では,とくに次の点に注意を払った調査設計を行っている。 1)調査対象者を二分した上で,半数に対してノートパソコンを用いたCASI方式(Computer-Assisted Self-administered Interview)による調査を実施し,もう半数に対して従来型の面接方式であるPAPI方式(Paper and Pencil Interview)による調査を実施している。原則として同じ質問を尋ねることで,調査モードによる回答分布の違いを分析できるようにしたこと。 2)CASI方式では,CGIやAdobe Flashを活用することで,従来の調査より動的でインタラクティブな調査環境を構築したこと。 3)2)の技術を活用することで,調査員による聞き取りという従来の調査方式よりも,回答者に対する負担の軽減をはかり,各質問項目への回答時間や調査の中断時間を測定して,質問項目が回答者に与える負担の程度を計測できるようにしたこと。 4)従来,実験室に被験者を集めたり,インターネットを用いて実施していた実験を,CASI方式を応用することで,外的妥当性のあるサンプルで実施できるようにしたこと。 5)事前に小規模ながらプリテストを行って,質問の聞き方や画面の配置などに微調整をほどこしたこと。  なお,本調査を含め,これまで継続的に実施されてきた全国世論調査は下記の通りである。 調査時期 調査名 第1,2波:2003年10-11月 第3,4波:2004年6-7月  開かれた社会に関する意識調査(JSS-GLOPE2003-04) 第1波:2005年11月 第2波:2007年2月  21世紀日本人の社会・政治意識に関する調査(GLOPE2005-07) 第1波:2007年6-7月 第2波:2007年8-9月  日本人の社会意識に関する世論調査(Waseda-CASI&PAPI2007) 2009年2-3月  早稲田大学・読売新聞共同実施「日本人の社会的期待に関する意識調査」  (Waseda-PAPI2009) 第1波:2009年8月 第2波:2009年9月  早稲田大学・読売新聞共同実施「日本人の社会的期待と総選挙に関する世論調査」  (Waseda-CASI&PAPI2009) 第1波:2010年6-7月 第2波:2010年7-8月  早稲田大学・読売新聞共同実施「日本人の社会的期待と選挙に関する世論調査」  (Waseda-CASI2010)

注記

本調査が提供するデータは以下のとおりである。 ・wC&P07-Main_Ver1 (回答データ:[事前調査](第1波)および[事後調査](第2波)) CASI方式のみのデータとして,次の2つがあり,各質問項目への回答時間や調査の中断時間も測定している。 ・wC&P07-Time_Ver1(回答時間データ,中断時間データ) ・wC&P07-Sequence_Ver1(回答順序データ  ※選択肢がランダマイズされている質問項目において,何番目にどの選択肢が表示されたか,および複数回答の質問項目において,当該回答順番において何が選択されたか)

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