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1991-1996年中国天津市の死亡状況の解析

書誌事項

タイトル別名
  • An Analysis of Death Rates in Tianjin, China, 1991-1996

抄録

 前回,1995年天津市の死亡状況について研究を行い,天津市の心疾患死亡率は中国都市地域,日本より高く,悪性心疾患の死亡率は中国都市地域,日本より低いことを明らかにした.また,市区の東部と天津市の東部地域は脳血管疾患の死亡率が高く,全市区と浜海区は悪性新生物の死亡率が高いことも明らかになった. <br> 本研究では,1991年から1996年の死亡資料を用いて,詳細に天津市の死亡状況を明らかにすることを目的とした. <br> 今回の解析では,心疾患,脳血管疾患,悪性新生物の三大死因について,1991年から1996年の各年次の性別の年齢調整死亡率,年齢階級別死亡率,18地域別の標準化死亡比(SMR: Standardized mortality ratios)を算出し,比較した. <br> 1991年から1996年の6年間の死亡総数は303,737人で,そのうちの63.7%を三大死因が占めている.その期間の心疾患と悪性新生物の年齢調整死亡率は年々減少したが,脳血管疾患の年齢調整死亡率は男女ともほぼ横ばいであった.また,脳血管疾患や悪性心疾患のSMRは地域格差が認められ,これは,前回報告した1995年の結果と同様であった. <br> 今回の研究から,天津市の90 年代の慢性非伝染病疾患の予防効果は特に脳血管疾患については,少なく,今後,死亡率の高い地域を中心とした介入が重要であると考えられた.また,今回の6年間の三大死因の死亡率の年次推移と地域格差の研究結果は,天津市の衛生施策の重要な資料となると考えられた.

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