会計基準の評価規準について
書誌事項
- タイトル別名
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- How Would We Evaluate Accounting Standard?
- カイケイキジュン ノ ヒョウカキジュン ニ ツイテ
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説明
財務会計研究において,いま最も必要とされていることの一つは,個々の会計基準なり全体としての会計システムの良否を判断するための評価規準を明示的に議論し,会計理論の体系内に組み込むという作業である。本稿では,会計基準の評価規準を巡る包括的な議論の第一歩として,考えられる7つの評価規準(真実性,首尾一貫性,資本市場尺度関連性,経済的厚生,取引コスト,完全会計モデル,経済政策との適合性)を列挙し,その内容を検討する。加えて,いくつかの評価規準については,評価の参照枠として具体的にどのように用いられているのかを明らかにするため,当該評価規準を用いた一つの典型的な研究を取り上げ検討する。
収録刊行物
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- 大阪大学経済学
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大阪大学経済学 55 (2), 1-23, 2005-09
大阪大学経済学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390290699784115712
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- NII論文ID
- 120004849287
- 40006925157
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- NII書誌ID
- AN00030111
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- DOI
- 10.18910/16922
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- HANDLE
- 11094/16922
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- NDL書誌ID
- 7678417
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- ISSN
- 04734548
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可