セルロースナノファイバーを用いた環境調和型石油・天然ガス増進回収技術の開発
研究課題情報
- 体系的番号
- JP15H04226 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 15H04226
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 理工系 > 工学 > 総合工学 > 地球・資源システム工学
- 研究機関
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- 京都大学
- 研究期間 (年度)
- 2015-04-01 〜 2018-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 16,640,000 円 (直接経費: 12,800,000 円 間接経費: 3,840,000 円)
研究概要
石油・天然ガス資源の安定供給とそれらの開発に伴う環境問題の解決の両方に貢献するため、生分解性で安全なセルロースナノファイバー(CNF)懸濁液を石油・天然ガス増進回収法(EOGR)に用いる圧入流体とするための基礎研究を行った。その結果、CNF懸濁液は、他の増粘剤に比べて石油・天然ガス貯留岩石に対する圧入性は悪いものの、貯留岩に圧入することができれば圧入プロファイルモディフィケーションに適用して石油・天然ガスの増進回収を図ることが可能であることが分かった。そこで、CNFを直径1 μm以下のW/Oエマルションに内包させることで圧入性の改善を試みたところ、ベレア砂岩にも容易に圧入できた。
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040000781830447744
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN