自己組織化クラウドソーシングのためのメカニズム設計

  • 櫻井 祐子
    研究代表者
    名古屋工業大学
  • 横尾 真
    研究分担者/共同研究者
    九州大学
  • 篠田 正人
    研究分担者/共同研究者
    奈良女子大学
  • 松田 昌史
    研究分担者/共同研究者
    日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所

研究課題情報

体系的番号
JP18H03299
助成事業
科学研究費助成事業
資金配分機関情報
日本学術振興会(JSPS)
研究課題/領域番号
18H03299
研究種目
基盤研究(B)
配分区分
  • 補助金
審査区分/研究分野
  • 小区分61030:知能情報学関連
研究機関
  • 名古屋工業大学
  • 国立研究開発法人産業技術総合研究所
研究期間 (年度)
2018-04-01 〜 2023-03-31
研究課題ステータス
完了
配分額*注記
14,950,000 円 (直接経費: 11,500,000 円 間接経費: 3,450,000 円)

研究概要

クラウドソーシングは、人間と計算機を融合することでどちらか単独では解決ができない問題の解決を試みるヒューマンコンピュテーションを実現する手段の一つである。クラウドソーシングは、不特定多数の人々に作業を委託する仕組みであるが,品質制御など技術的課題が未だ多い。そこで,本研究では,匿名環境下での大規模な組織化の基盤技術として,マルチエージェントシステムのゲーム理論的アプローチを基に自己組織化クラウドソーシングという新たな基盤を構築した。

ChatGPTの出現に伴い、人工知能技術が我々の日常生活に与える影響は日々拡がっている。人間が人工知能とどのように共生していくかは重要な課題であり、ヒューマンコンピュテーションの概念は今後も重要なフレームワークとなりえる。本研究では、クラウドソーシングにおいて、従来よりも大規模に人々が連携したり、共同作業を行うための基盤技術として、チーム編成に関する研究や人々の意見集約に関する研究などに取り組んだ。ヒューマンコンピュテーションにおける基礎基盤の構築を行った本研究はの学術的および社会的意義は大きいと考える.

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