The Limits of Decolonization: Taiwan and Japan in the Wake of Empire
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- オーガスティン マシュー
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP18K01001
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 18K01001
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分03030:アジア史およびアフリカ史関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2018-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 2,600,000 円 (直接経費: 2,000,000 円 間接経費: 600,000 円)
研究概要
本研究は戦後日本および台湾における米国・中華民国の占領政策、とりわけ植民地支配の解体過程およびその実態について探究することが目的であった。台湾省行政長官公署の公文書などを調査し、1945年以降に発行された各種身分証明書に関するものを収集した。その史資料の分析を基に、ポスト植民地時代における身分登録制度の政治学について報告発表を行った。また、台湾人の請願書などを含む同史資料の分析を継続した結果、戦時期の皇民化運動により改姓名した台湾人の姓名回復に研究の焦点を当てることにした。この姓名回復運動は、台湾における脱植民地化およびポストコロニアニズムを理解する窓口になる旨、講演で研究成果を発表した。
The significance of this research project is three-fold: 1) to rediscover the forgotten history of decolonization in East Asia; 2) to examine the reasons why decolonization was compromised during the Cold War; and 3) to insert East Asia into the global history of decolonization.
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1040000781996910080
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- KAKEN