大型単結晶作製から解放された単結晶力学試験による臨界分解剪断応力の温度依存性測定
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19H02462
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 19H02462
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分26040:構造材料および機能材料関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2022-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 17,420,000 円 (直接経費: 13,400,000 円 間接経費: 4,020,000 円)
研究概要
従来の単結晶における力学試験は,引張試験に供するために大きな単結晶試験片を必要とした.一般に単結晶作製には大きな困難を伴うために,単結晶を用いた基礎的な力学物性データーは主に面心立方金属に限られているのが現状である.本研究では,多結晶中の一つの結晶粒内にマイクロサイズのカンチレバーを作製することによって,大きな単結晶作製を経ること無く単結晶力学試験を可能とする.それによって,塑性変形挙動に及ぼす添加元素・温度の影響について,転位論に基づくアプローチによりそのメカニズムを明らかにする.