癌転移形質に寄与する核内非翻訳RNAの探索と抗体分子架橋による次世代核酸薬の創出
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19H03517 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 19H03517
- 研究種目
- 基盤研究(B)
- 配分区分
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- 補助金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2024-03-31
- 研究課題ステータス
- 採択後辞退
- 配分額*注記
- 17,420,000 円 (直接経費: 13,400,000 円 間接経費: 4,020,000 円)
研究概要
ノンコーディングRNAの1種である核内非翻訳RNA (SnoRNA)は未だに研究が遅れている。我々は膵癌の高肝転移性細胞で増加する核内非翻訳RNAであるSNORA23を新たに同定し、人工核酸アンチセンスによる転移抑制効果を既に確認し、膵癌の肝転移における意義を明らかにした。 本研究において、我々は①多種固形癌におけるSNORA23の転移形質における意義を明らかにし、②cDNAマイクロアレイとプロテオミクス解析により癌肝転移に関与する新しい核内非翻訳RNAを見出すとともに、③癌細胞指向性を有する次世代の人工核酸核内非翻訳RNA阻害アンチセンス核酸薬の創出を試みる。