宇宙災害回避のためのシューマン共鳴による電離圏モニタリングシステムの開発
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19K03956
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 19K03956
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分17010:宇宙惑星科学関連
- 研究機関
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- 鹿児島工業高等専門学校
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,290,000 円 (直接経費: 3,300,000 円 間接経費: 990,000 円)
研究概要
宇宙災害回避のためには電離圏の変動を理解する必要があるが、フレア・太陽プロトンイベント(SPE)の影響が大きい下部電離圏は人工衛星による直接観測がほぼ不可能であり、電波観測でも限定的な観測しかできない。一方、地上磁場変動に現れる8.0Hz程度のシューマン共鳴(SR)は、その周波数に全球的な下部電離圏の密度・高度変化が反映される特性を持つ。本研究では、SRを通してフレア・SPE時の下部電離圏の電子密度・高度変化とその時間スケールを解明するとともに、SR変動のパターンをモデルとして理解、提唱する。また、SRが常時観測される利点から、宇宙災害回避を目指したSRによる電離圏モニタリングシステムを構築する。