出芽酵母におけるM期離脱シグナル伝達経路の非対称性の分子機構の解明
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- 前川 裕美
- 研究代表者
- 九州大学
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19K06641 (JGN)
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
科研費情報
- 研究課題/領域番号
- 19K06641
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分44010:細胞生物学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2023-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,290,000 円 (直接経費: 3,300,000 円 間接経費: 990,000 円)
研究概要
高等真核細胞の中心体や酵母のSpindle Pole Body (SPB)は微小管重合中心として細胞分裂に必須の役割を果たすことに加えて、シグナル伝達経路の足場として重要な役割を果たしている。出芽酵母のシグナル伝達経路Mitotic Exit Network(MEN)はSPB上で非対称に局在・制御されるが、この非対称性の分子基盤と重要性は明らかになっていない。本研究では、MEN非対称性が細胞周期制御に果たす役割を検証する。また、非モデル酵母O. polymorphaでのMENおよびSPB構造・活性の分子制御機構を解析し、これらの制御機構が進化的に保存性されているかを明らかにする。