運動ニューロン病の末梢神経からのCCR2陽性細胞によるミスフォールド蛋白除去療法
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19K07963
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 19K07963
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分52020:神経内科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2022-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,290,000 円 (直接経費: 3,300,000 円 間接経費: 990,000 円)
研究概要
本研究では、(1)mSOD1ALSマウス末梢神経に生後8週から浸潤する末梢血マクロファージが異常蛋白除去により病態の改善に寄与する分子機構の解明、(2)これらのマクロファージの機能修飾による新規治療法の開発、(3)ALS患者血液由来単球の貪食能解析と増強を目的とする。私たちが樹立したCCR2-/-mSOD1-Tgマウスの病状悪化から、末梢神経浸潤マクロファージが異常蛋白除去により病態の改善に寄与しているという仮説を立てた。本研究によりALS患者単球の貪食能増強法を開発することで、CCR2陽性単球の貪食能増強による末梢神経からの異常蛋白除去促進を介したALSの画期的な神経保護療法の開発をめざす。