吸気・呼気超高精細CTによる慢性閉塞性肺疾患患者の末梢気道病変の定量解析
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19K08175
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 19K08175
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分52040:放射線科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2022-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,030,000 円 (直接経費: 3,100,000 円 間接経費: 930,000 円)
研究概要
従来CTの分解能は一側肺の高分解能CTで0.4mmが限界であり、径2-2.5mmの末梢気管支の壁厚の正確な測定に限界があったが、超高精細CTの出現により、同レベルの気管支の壁厚測定が、生体で可能になった。COPD患者を超高精細CTで吸気と呼気相で撮影することで、COPDの早期検出を動態情報と合わせて解析することが可能になった。超高精細CTから得られる定量値がCOPDの予後因子となりうるかを解析する。 これまで描出不可能な末梢の10次~12次分岐気管支を超高精細CTにより描出し、さらに吸気・呼気の動的情報の定量値も抽出し、臨床経過や病理組織学的所見との対比により予後解析や病態解明に活用する。