局所浸潤を先導する癌関連脂肪細胞(CAA)を標的とした新規膵癌制御法の開発
研究課題情報
- 体系的番号
- JP19K09125
- 助成事業
- 科学研究費助成事業
- 資金配分機関情報
- 日本学術振興会(JSPS)
- 研究課題/領域番号
- 19K09125
- 研究種目
- 基盤研究(C)
- 配分区分
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- 基金
- 審査区分/研究分野
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- 小区分55020:消化器外科学関連
- 研究機関
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- 九州大学
- 研究期間 (年度)
- 2019-04-01 〜 2022-03-31
- 研究課題ステータス
- 完了
- 配分額*注記
- 4,420,000 円 (直接経費: 3,400,000 円 間接経費: 1,020,000 円)
研究概要
膵癌は極めて予後不良の疾患であり、新規治療の開発は急務である。特に膵被膜を超えて浸潤した局所進行膵癌の予後は悪く、この制御は重要な課題の一つである。膵癌細胞が膵外に浸潤する際に、最初のステップとして周囲の脂肪組織へ浸潤する。脂肪浸潤部では脂肪細胞の退縮や著明な線維化がみられることから、脂肪細胞は受動的に浸潤されているだけではなく、膵外浸潤において微小環境構成因子として膵癌細胞の浸潤に何らかの影響を与えている可能性が考えられる。今回、膵外浸潤における癌関連脂肪細胞(CAA)の形態的・機能的な変化と癌細胞の浸潤・転移に及ぼす影響を検討する。